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乾いた花 (映画)[かわいたはな] 『乾いた花』(かわいたはな)は、篠田正浩監督、池部良主演による1964年公開の日本映画。 白黒ワイド、96分。製作は文芸プロダクションにんじんくらぶ〔若槻繁『スターと日本映画界』(三一書房、1968年)179頁、および本編のクレジットによる。日本映画データベースなどでは、松竹製作の記載があるが誤り。〕、配給は松竹。原作は石原慎太郎の短編小説である。公開前に(配給)会社側から難解という理由で8ヶ月間お蔵入りとなった後、反社会的という理由で成人映画に指定された。 2011年5月17日に英題"Pale Flower"としてDVDとブルーレイがクライテリオン・コレクションから全米発売。 ==ストーリー== 刑務所を出たばかりの村木は、賭場で周りにそぐわない若い女、冴子と出会う。ともにギャンブルに心惹かれる二人は、ギャンブルのみを接点として心を通わせてゆく。冴子にせがまれ、連れて行った賭場で見かけた香港帰りという葉、陽光差し込むホテルのロビーでたまたま見かけた冴子に、村木は自分の知らない世界を垣間見ることになり、冴子に対する屈折した愛を強める。そんなとき、組の抗争から刺客となった村木は、名曲喫茶の最上階、冴子の目前で殺人を遂行する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「乾いた花 (映画)」の詳細全文を読む
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